転職をするきっかけの理由や事例など気になりませんか?
実は転職するきっかけは大きく分けて3つしかありません。
そこで本記事では以下の内容を徹底解説してきます。
- 【20代】転職するきっかけの理由TOP3・事例
- 【30代】転職するきっかけの理由TOP3・事例
- 転職理由はどう対応するべきか?
それぞれ詳しく解説していくので、退職を考えている方は参考にしてください。
本気で転職するなら、いろいろなジャンルの転職サイトを同時並行で使うのが成功の鍵。人気の転職サイトランキングは必ずご確認ください。
Contents
【全年代】転職をするきっかけの理由・決意は大体この3つ
まず、20代と30代の転職を踏み切る理由は以下の3つしかありません。
- 労働条件が悪い
- 給与が少ない
- 人間関係が悪い
出典:厚生労働省
この理由は平成30年に厚生労働省が調査したデータに基づいています。
15,000事業所を調査対象にしているので、信用度が高い調査です。
中には、会社都合など3つ以外で転職を踏み切った人もいます。
ですが、具体的な理由としては、これら3つが一番多い理由です。
おそらく、現在で「転職するか迷っている」という人も、この3つの理由のどれかは当てはまっているのではないでしょうか?
また、20代と30代でも、この3つの転職するきっかけが変わってくるのです。
やはり20代と30代では、仕事に対しての優先度や、業務への慣れなどが影響してくるからでしょう。
本記事ではそんな年代別で微妙に変わってくる変化を事例と一緒に紹介していきます。
20代が転職をするきっかけの理由ランキングTOP3
20代で転職を踏み切るきっかけTOP3は以下になります。
- 労働条件が悪い
- 給与が少ない
- 人間関係が悪い
それぞれ事例を紹介しながら詳しく解説していきます。
1位.労働条件が悪い
まず、20代の傾向ではより、プライベートと仕事との両立が重要に見られているようです。
特に今の時代はネットなどが普及しています。
パワハラやサービス残業など、昔と比べて敏感になっています。
だからこそ、残業であったりが許せない方が多いのです。
- 「上司のパワハラがひどい」
- 「残業が多い」
- 「プライベートが確保できない」
このような感情から「もっと労働条件の良い会社で働きたい」と思う20代が多いのです。
事例1.サビ残が当たり前のように容認されていました。
前の会社では、サビ残が当たり前のように容認されていました。
給与はそこまで悪いことはなかったのですが、サビ残が多かったりプライベートがない分、「なんだかな」
という感じでした。
転職するきっかけとなったのは30代の先輩に
「俺の時はサビ残がもっと多かった。お前は楽な方。」
です。
なんの自慢にもなりませんし、自分には合わないなと思い辞めました。
事例2.仕事が回ってこなかったりで転職するか考えるように。
上司もみんな親切ですし、手取りも25万円(残業含む)なのでそこまで悪い会社ではありませんでした。
しかし、先輩の仕事をしているふりをしたり、自分の本来したい仕事が回ってこなかったりで転職するか考えるように。
結果、退職する旨を上司に相談した際に、仕事をふってもらえるのを条件に残ることにしました。
しかし、今現在も不満を持っていた状況と変わらないので、転職活動を始めようと思います。
2位.給与が少ない
給与の額によって仕事に対する満足度は変わってきます。
特に20代では知名度の高い会社に入ったにもかかわらず、中小企業並みの額で萎えている人も見ました。
また、案外に平均的な給与の人でも、満足できずに転職する方も少なくはありません。
20代だからこその理想であったりが大きく影響してくるのだと予想できます。
こういった、平均値を知らずに転職してしまうと、リスクが大きいので注意してください。
今より労働環境が悪くなったり、収入が下がることも珍しくありません。
しかし、中には「手取りで10万円以下だった」など極端に低い人もいたので、しっかりと市場を調べてから転職を決意してください。
事例.1毎月の自由に使えるお金もなく…。
20代の男ですが、入社4年目にもかかわらず給与17万で、年2回のボーナスが20~30万でした。
家庭の事情もあり、同世代よりも出費が多く困っていました。
将来のために貯金もしたいし、毎月の自由に使えるお金もなく飲み会なども毎回参加できません。
極貧生活を強いられる中、我慢の限界がきて「転職するしかない」と思ったのがきっかけです。
何とか手取り20万円のところに入社できたので、少しは自由が利くようになって良かったです。
事例2.給与=自分の評価だと思っていたので、
仕事内容や、今までの身に着けたスキルが活かせて、仕事環境には申し分ないと思っています。
ですが、いかんせん給与が低かったので、転職するきっかけになった理由です。
また、給与=自分の評価だと思っていたので、才能がなかったのかなとも思っています。
転職活動中は不安でしたが、こんな私でも評価してくれる会社が見つけることができました。
正直、職場は前職よりもドライなところですが、よりしっかりとした判断で評価してくれます。
転職は間違いじゃなかったのかなと今では思っていますよ。
3位.人間関係が悪い
次に人間関係です。
特に、20代では上司との付き合いがうまく行かない方が多いようです。
中には、出る杭を打たれる形になり、転職するきっかけになった人も。
また、他にも自分だけ仕事の量が多かったという声や、だんだんと無視されるようになった人もいました。
やはり、人間関係のストレスは仕事への気力も失わせます。
特に、新卒からの人であれば、初めはみんな優しい上司であることが多いです。
そして、徐々に人間性が合わなくなりトラブルに繋がることもあります。
事例1.なぜかいきなりそっけなくなりました。
今まで仲良くしていたのに、なぜかいきなりそっけなくなりました。
初めはランチを一緒に食べるのを断られる回数が増え、徐々に仕事でも無視されるように。
いまだに、どこが原因か不明です。
ランチなどは良いですが、仕事に支障をきたすのはしんどいです。
結局、仕事のミスをして怒られるのは私ですしかばってもくれません。
ストレスが限界になり転職を決意しました。
転職先が決まってからは、職場で仲良くコミュニケーションも取れているので良かったです。
事例2.ギスギスした雰囲気が強くなり転職をすることを決意しました。
20代から60代の男性が7人いる職場で働いていました。
なぜか私だけ休憩時に仲間外れにされたりでコミュニケーションが取れません。
私も態度に出ているのかわかりませんが、次第にギスギスした雰囲気が強くなり転職をすることを決意しました。
結果、転職してからは、職場環境に恵まれギスギスした雰囲気はなくなって安心しています。
30代が転職をするきっかけの理由ランキングTOP3
30代で転職を踏み切るきっかけTOP3は以下になります。
- 給与が少ない
- 労働条件が悪い
- 人間関係が悪い
それぞれ事例を紹介しながら詳しく解説していきます。
1位.給与が少ない
30代は給与が少ないというのが転職をするきっかけ第1位になります。
おそらく、30代はキャリアの節目となり、自分のスキルに自信がつくタイミングです。
なので、30代のタイミングで満足のいかない給与だと、どうしても転職を考えてしまうのかもしれません。
現に、当サイトで事例を調査していても、会社の評価が低い不満がきっかけで転職を考える方も多くいました。
そして、何より30代にもなると、結婚であったり過程を持つ人も増えるので
「お金が必要」
と考える方も増えるからだと予想できます。
事例1.入社2年目(25歳)の社員と2万円ほどしか差がない
30代で役職に就いたにもかかわらず入社2年目(25歳)の社員と2万円ほどしか差がないのが嫌で転職しました。
元の給与が低かったのもあり転職では面接までたどり着けないなど色々苦労の連続です。
しかし、やっと内定を貰えた会社では、前職の給与より30%も給与アップができて頑張ったかいがありました。
給与を大幅にアップしたい人は、企業がどのような人材をしっかりと把握したうえで転職活動を進めるのが良いですよ。
事例2.転職しても良い」と思う気持ちで待遇交渉をしました。
婚約を控えており30代にもかかわらず手取りが20万円ちょっとくらいだったので
「転職しても良い」
と思う気持ちで待遇交渉をしました。
しかし、やはり待遇の交渉は失敗し無職の仲間入りに。
退職しても良いとは思っていましたが、やはり心に刺さるものがあります。
なので、ベストとしては待遇交渉を成功させることですが、無理な場合も想定して交渉することが大切だと思います。
私は転職をする形になりましたが、今は手取りが25万円のところで働けているので今は安心できています。
ですが、家庭も控えるタイミングなどで、給与の交渉などは慎重に行くべきだと思います。
2位.労働条件が悪い
次に労働条件が悪いが転職するきっかけの理由に多いです。
やはり、30代ともなればそれだけスキルやキャリア、実績も備えているので働きやすい職場に魅力を感じてしまうのです。
また、30代にもなって、20代の頃と労働条件が変わらないからという声も多く見られました。
他にはキャリアの頭打ちであったり、状況改善を試みても却下され退職を余儀なく選ぶ人も多いです。
事例1.残業を減らすように仕事をすると…。
新卒からキャリア10年の頃に転職するか迷いました。
というのも、これからのキャリアップが不可能という将来への不安感と、不眠不休の忙しさ。
体力面がしんどくて、残業を減らすように仕事をすると上司から
「楽ができて良いね」
と言われる状況でした。
案の定仕事を手伝うように強要され、今ちょっと手が込んでて忙しいと伝えると
「効率良く仕事をしてね」
と言われる始末です。
一応、先輩の仕事とかも見ていたので、明らか効率的な問題ではないだろうと思います。
この労働環境ではいつか心や身体が病むと思い転職を決意しました。
事例2.急いで前会社から離れるべく転職活動を始めました。
30代にもなり、20代の頃よりも少し労働条件が良くなるかと思っていましたが、結局変わらずじまい。
30歳の誕生日を終えてから、急いで前会社から離れるべく転職活動を始めました。
そこそこ、自分のキャリアには自信があったので、自分のスキルを前面に押し出した転職活動ができました。
キャリアアップができた転職ができたので、そこの部分は前の会社に感謝しています。
スキルに自信がある人は転職に挑戦してみるのもありかと。
働きながらでもできますしね。
2位.人間関係が悪い
人間関係が悪くて転職活動をする方も多いです。
30代にもなると先輩の付き合いのほか、部下とのコミュニケーションなども増えます。
上司や同僚との他、部下との人間関係が悪化で転職するきっかけになる人も多かったです。
基本的にどの世代にも人間関係の不満というのはあるものです。
人間関係は知らずのうちに自分が悪いことをしていることも多いので注意が必要です。
できるだけ自分に火がないか客観的に判断して転職するか決めてください。
事例1.たった1人の先輩がです。
先輩のあたりが私だけなぜかきつかったです。
たった1人の先輩がです。
正直、1人の先輩のためだけに転職するのは、負けた気がして嫌で初めは耐えていました。
しかし、仕事の話も無視されたり、上司に相談すれば「どうにかしろ」と根性論。
結局、転職することになりました。
ですが、転職してからは人間関係のいざこざもありませんし、選択して良かった今では思えます。
私と同じ境遇の人は無理に耐える必要はありませんよ。
事例2.ある日、突然なぜか私が悪いことになりました。
前の会社は根性論が中心の体育会系の職場でした。
案の定、上司と部下の板挟みに。
ある日、突然なぜか私が悪いことになりました。
ほんと今思っても意味が分かりませんし、理不尽だなと思います。
結局、最後は追い出される形となり退職をする羽目に。
今の会社では十分にキャリアを活かした転職ができ、人間関係も良好です。
会社によってここまで違うとは。
転職理由はどう答えるべきか?
基本的に転職理由は馬鹿正直に答える必要はありません。
というのも、わざわざ自分の転職が不利になるような発言は必要ないからです。
少なからず給与の不満などは少なからず、応募した企業に
「お金だけが目的だ」
など不安な要素になる印象を残してしまいます。
なので、基本的には
- キャリアアップのため
- もっと自分のスキルを活かしたい
などで充分です。
変に正直に答えて挽回しようとしても、内定を貰える難易度を上げてしまうだけなので必要ありません。
退職を決意した後に利用するべき転職エージェント
退職を決意したのであれば、転職活動を始めないといけません。
「どのように転職活動を進めればいいのかわからない」
このように思っている方は転職エージェントの利用を検討してみてください。
転職エージェントを利用するメリットは以下になります。
- 転職活動のスケジュールを組んでくれる
- 希望条件に近づくように企業と交渉してくれる
- 非公開求人で倍率が低い優良企業に応募できる
このようなメリットを考えると転職エージェントを利用していて損はないです。
ただし、転職エージェントもあくまで会社なので、求人を売り込んでくることもあります。
そんな時はできるだけサービスを複数利用するなどして、客観的な判断をできるように対策をしてください。
dodaは転職業界最大手の転職エージェントになります。求人数やサポート実績もトップクラスで、とにかく相談してみたい方にはおすすめです。
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求人数・質 | 10,000件以上で80%が非公開求人 |
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対応地域 | 全国 |
首都圏の求人取り扱いをメインにしている転職エージェントになります。利用者が少ないため、他サービスよりも時間をかけて相談に乗ってくれます。
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対応地域 | 全国 |