会社を辞めたい

円満退職をするための方法を徹底紹介|退職のポイントも紹介

円満退職

退職の際にも円満退職をした方がいいことをあなたは知っていますか?

この記事では「円満退職をするための方法」について解説していきます。

結論、退職の際に円満に退職するためには最後まで仕事をまっとうすることが重要です。

退職で悩んだ経験のある私が、「円満退職をする方法」を調査した結果をまとめたので、ぜひ見ていただければと思います。

 

その他にも「円満退職」の説明や、「退職の意思の伝え方」について説明していきたいと思いますので、ぜひこの記事を読んで円満退職をしていただければ幸いです。

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円満退職とは?

円満退職とは?
円満退職とは、従業員が会社を退職するとき、退職する自分も会社側も双方が納得して、揉めることなく労働契約を解除することを指します。

人によって定義も違い、「まったく迷惑を掛けずに退職すること」と思っている人もいるかもしれませんが、一般的には会社との間にわだかまりなく辞めることです

円満退職をするための5STEP

円満退職をするための5STEP
円満退職をするには、どのようなステップを踏めばいいでしょうか。

ここでは、円満退職をする流れを紹介します。

 

  1. 就業規則を確認する
  2. 退職の理由を明確にする
  3. 退職希望日を決める
  4. 上司のみに退職の意思を報告する
  5. 引き継ぎ作業を余裕を持って進める

 

ステップごとの内容とやるべきことを見てみましょう。

就業規則を確認する

まず最初に就業規則を確認してください。

就業規則には、何日前までに退職報告を何日前までに行い、どんな手続きを踏むべきかを記載されているケースが多いです。

中には3ヶ月前までには報告しなくてはならないと書かれている場合もあり、そのルールに則らないとトラブルの元となるので注意しましょう。

しかし、民法627条の規定には2週間前の退職が認められています。そのため、就業規則に書いていない場合は、2週間前に報告すればいいと考えられますが、業務の引き継ぎなどもあるため、かんたんに考えない方がいいでしょう。なお、一般的には退職希望日の1~2カ月前までに伝えるのが良いといわれています。

円満退職をしたいならば、就業規則を守って退職を進めてください。必ず事前に就業規則を確認し、退職報告や手続きを遵守しましょう。

退職の理由を明確にする

次にどうして退職するのか、理由を明確にしましょう。

退職理由が曖昧だと、引き留めに合う可能性が高く、退職そのものが長期化してしまいます。

また、その場しのぎに話をしてもすぐに見抜かれるため、自分の中で確固たる理由で退職の意思を表示できるようにしてください。

実際の退職理由は、年収や人間関係などに問題を抱えているケースは多いでしょう。

しかし、ネガティブな理由ではなく、「スキルアップしたい」「家庭の事情」など、前向きなものや個人的な内容がいいです。

今いる環境のせいにしては、円満退職につながりません。

退職理由を明確にできれば、上司に話すときも問題がないでしょう。そのためにも事前に退職理由をはっきりさせておくべきです。

退職希望日を決める

退職希望日を決める
退職希望日を決めておかないと、ずるずる延長させられる可能性もあるので、「1ヶ月後」などと明確にしておきましょう。

転職先から内定をもらっている場合、入社日の調整が必要になります。そのため、次に行く会社に迷惑を掛けないためにも、自分の中での退職希望日を決めてください。

しかし、円満退職をするには、次のことだけを考えてはいけません。退職するには引き継ぎ業務が残っているからです。自分の意思だけですぐ退職してしまうと、引き継ぎが終わらない恐れがあります。すぐに辞めたい場合でも、ある程度の余裕を持っておきましょう。

延長させられないように現実的な退職希望日を設定し、それ以上は在籍できないと自分の中で決めておけば、退職時の揉め事も回避できるはずです。

上司のみに退職の意思を報告する

退職の意思は、直属上司のみに報告してください。

上司以外に報告すると、社内に混乱を招く恐れがあるため避けてください。退職の話題は、社内ですぐに広まる可能性が高いからです。

また、直属上司を飛び越えて、さらに部門のトップなどに報告することもやめましょう。

これでは直属上司のメンツを潰してしまい、退職までのプロセスもうまく進まなくなる可能性があります。

組織に属す以上、直属上司のみに退職意思を伝え、きちんと手順を踏んで退職プロセスを進めていきましょう。

引き継ぎ作業を余裕を持って行う

引き継ぎ作業を余裕を持って行うことも重要です。業務をしっかり引き継ぎ、自分が退職したあとも問題が起きないようにしましょう。

引き継ぎ作業をしっかりやらずに退職すると、円満退職にはなりません。業務に支障をきたしたとトラブルが起きる可能性もあるからです。

すぐに辞めたい気持ちはわかりますが、引き継ぎは、これまでお世話になってきた会社に対する最後の仕事です。十分な時間をかけて取り組みましょう。

円満に退職できる退職理由を作るポイント

円満に退職できる退職理由を作るポイント
それでは円満退職できる退職理由とは、どんなものあるでしょうか。

ここでは、退職理由を作る3つのポイントを解説します。

  • ポジティブな理由で退職する
  • 退職後にしたいことを明確にする
  • 職場のせいにしない

それぞれ詳しく見てみましょう。

ポジティブな理由で退職する

円満退職を実現するには、退職理由をポジティブなものにしましょう。気持ちよく送り出してもらえるようにするためです。

「ここにいてもスキルがつかない」「まったく自分を評価してくれない」などのネガティブな理由では、いい印象を持たれませんし、揉めてしまう恐れもあります。

これではとても円満退職できません。

「新しいことにチャレンジしたい」「独立したいので、そのためのスキルをつけたい」など前向きな理由であれば、会社も引き留めにくくなるでしょう。

そのため、退職期間を伸ばさないためにもポジティブな退職理由は必須です。

退職後にしたいことを明確にする

退職後のやりたいことを明確にしておくことも重要です。

あやふやな状態であれば、強い引き留めに合う可能性もあり、そのままズルズルと居続けなくてはならなくなる可能性もあるからです。

次のステージでのやりたいことが明確であれば、退職をする強い動機にもなります。

退職を決めたら、誰から何を言われても実現すると意思表示をするためにも、やりたいことを明確にしておきましょう。

退職後のやりたいことを明確に説明できないと「ただ辞めたい」「会社に不満があるだけ」と思われるかもしれません。

これではネガティブな退職と勘繰られ、円満退職が難しくなります。

職場のせいにしない

表向きは退職理由を職場のせいにしてもいけません。実際は、給与面や人間関係などを理由に退職することもあるでしょうが、円満に退職するにはトラブルにつながる理由を避けてください。

職場を理由に退職することは、揉めてでも辞めると思われても仕方がないです。円満退職をするには、職場のせいではなく、自分の将来ややりたいことを前面に出しましょう。

それに、これまで給与をいただいてきた会社なので、感謝の気持ちを持って対応した方が、お互い気持ちよく退職プロセスを進められるはずです。

一緒に働いてきた同僚や先輩後輩は残るし、これからも関係が続く可能性もあります。そのため、職場のせいにした退職理由はやめましょう。

円満退職ができる退職理由の例文

円満退職ができる退職理由の例文
それでは、具体的に円満退職をできる退職理由の例文を紹介します。

今回は、3つのパターンを見てみましょう。

  • ポジティブな退職
  • 家庭環境の変化による退職
  • 待遇の改善を求めての退職

ポジティブな退職

ポジティブな理由で退職するときに使える例文を紹介します。ここでは、以下の理由の例文を見てみましょう。

  • やりたいことがある
  • 他業界へのチャレンジ

 

<やりたいことがある>

お忙しいところ、お時間いただきありがとうございます。

突然のことで大変申し訳ありませんが、退職させていただきたいと考えております。

将来のことを考えた時に、これまで培ってきた経験を活かして、より専門性の高い仕事に就きたいと思っています。

大変身勝手ではありますが、○月に退職させていただけないでしょうか。後任への引継ぎはしっかりやりきります。

ご了承いただけますよう、よろしくお願いします。

 

<他業界へのチャレンジ>

お忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。

急なことで大変申し訳ないのですが、○月に会社を退職させていただきたいと考えております。至らない点の多かった私をここまで育てていただいた会社には感謝しかありません。

しかし、将来について改めて考えてみたところ、○業界に興味を持ち、挑戦してみたいと考えるようになりました。今の仕事や環境に不満はなく、やりがいも感じていますが、興味を持った○業界にチャレンジするのは今しかないと思い退職を決意しました。

誠に身勝手ではありますが、ご了承いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

その他、「資格に挑戦」「海外留学」「起業」なども、ポジティブな理由に挙げられます。

  • スキルアップのために資格取得の勉強に専念したい
  • より知見を広めるために、海外留学を考えている
  • かねてよりの夢だった起業にチャレンジしたい

家庭環境の変化による退職

家庭環境の変化による退職
続いて家庭環境の変化による退職時に使える例文です。下記2点の例文を見てみましょう。

  • 引越し
  • 親の介護

 

<引越し>

お忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。

急な話でも申し訳ありませんが、夫の転勤により○に転居することとなりました。非常に悩みましたが、夫の転勤先についていくことを決断し、退職させてください。

誠に勝手ではございますが、○月までに会社を退職させていただけますでしょうか。

ご了承のほど、よろしくお願いいたします。

 

<親の介護>

お忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。

誠に身勝手ではありますが、○月に退職をさせていただけないでしょうか。

家族が高齢となり介護が必要となり、仕事との両立もできないものかとだいぶ悩みましたが、どうしても面倒を見ることに専念しなければならない状況です。

引き継ぎ業務をしっかり行いますので、ご理解いただけないでしょうか。

よろしくお願いいたします。

 

家庭環境の変化は、比較的スムーズに話が進む傾向が高いです。

その他、「子供の進学」や「結婚」なども家庭環境を理由とした退職に挙げられます。

  • 子供が進学することとなり、サポートを全面的に行いたい
  • 結婚することとなり、今後の出産や育児を考え退職を考えた

待遇の改善を求めての退職

最後に待遇の改善を求めた退職理由の例文を見てみましょう。

お忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。

誠に身勝手ではありますが、○月に退職をさせていただけないでしょうか。

これまで与えられた目標数字を達成してきましたが、給与額にほとんど反映されないておらず、自分の成長を感じられませんでした。そこで、モチベーション高く仕事に臨み、営業としてさらに成長するためにも、実力主義の厳しい環境に進みたいと考え、退職を選びました。

未熟な私をここまで育てていただき、会社にはとても感謝しております。しかし、大いに悩んだ結果、誠に勝手ではありますが退職をさせていただきたく思います。

何卒ご了承いただきますよう、よろしくお願いいたします。

 

待遇改善を求めた退職理由は、ポジティブなものや家庭環境の変化に比べると、ハードルが高いです。しかし、本音に近い理由かもしれません。そこで、現職場の不満を言わず、なるべく感謝を伝えたものにするといいでしょう。

円満退職をする時に意識すること

円満退職をする時に意識すること
では最後に、円満退職をするときに意識する3つのポイントを紹介します。

  • 引き継ぎ資料を作成する
  • 上司を飛び越えて退職報告しない
  • 金銭関係の話をしない

引き継ぎ資料を作成する

引き継ぎ資料の作成は、円満退職をするためにとても重要です。退職日を迎えるまでの重要な仕事なので、手を抜かないでください。

退職するにあたり、後任に仕事を引き継ぐことは社会人として当然のことです。

退職を理由に現職場に迷惑を掛けてはいけません。それに、これまで構築してきた仕事のやり方などは、会社の財産なので無駄にしないようにしましょう。

引き継ぎ資料を作成していれば、後任に迷惑を掛けずに済みます。客先の担当者名やこれまでの進め方、客先に話した内容、作成した資料の整理などをまとめてください。

引き継ぎがうまくできないと、退職したあとも連絡が来る可能性があります。この事態を避けるためにも、引き継ぎ資料をしっかり作成しましょう。

いきなり辞めない

退職が決まったからといって、突然出社しないなどは絶対にやめてください。退職報告をしても上司と決めた日までは必ず働かなくてはなりません。

いきなり出社しなくなると引き継ぎ業務を何もできず、現職場に迷惑を掛けてしまいます。これでは円満退職とは呼べません。

また、仕事は会社の一員として行っているものであり、退職日まではそこの社員です。退職日が決まっただけで、まだ退職したわけではありません。

そのため、退職日までは引き継ぎ業務をしっかり行いましょう。

上司を飛び越えて退職報告をしない

上司を飛び越えて退職報告をしない
退職報告は、直属の上司を飛び越えて部門長などさらに上の上司に報告しないでください。これは、とくに大企業の場合は不義理とみなされる場合も多いです。

最初の退職報告は直属の上司に行い、それ以外は誰にも話してはなりません。

直属上司が人伝で退職を聞いてしまうと、マネジメント不足の烙印を会社からされてしまう恐れもあるので、円満退職をするためにはどんなに嫌な上司でもまず最初に報告してください。

現職場に嫌な思いを残さないことは、円満退職にとってとても重要です。退職報告は、必ず直属上司にしましょう。

金銭関係の話をしない

退職時に金銭や有給の話をしてはいけません。

どうして退職をするのかを納得してもらうことが重要で、金銭や有給の話はそのあとです。

権利として主張したい気持ちは理解できますが、円満退職をするためにはステップを踏んで話した方がいいでしょう。

退職が認められ、退職日が決まってから金銭や有給について話すことをお勧めします。

円満退職を実現しよう

円満退職について解説しました。

新たなステージに向かうため退職を選んだとしても、現職場に迷惑を掛けてはいけません。自分は退職するとなっても、気持ちよく送り出してもらったほうがいいですよね。トラブルを残して退職すると、心に何か引っかかったままになります。

そのためにも、自分のやりたいことを明確にした退職理由にしましょう。

ぜひ本記事を参考に円満退職を実現してください。