この記事を見ている方は少なからず、会社を辞めたい人の理由に興味があると思います。
終身雇用が終わり副業時代に突入した今、会社を辞めたいという感情は、いつか必ずやってくるものです。
本記事では、年代別に会社を辞めたいと思う原因と対策についてまとめていきたいと思います。
うつ病かもという方は、「うつ病のチェックリスト」を用意しているので、こちらも見てみてくださいね。
本気で転職するなら、いろいろなジャンルの転職サイトを同時並行で使うのが成功の鍵。人気の転職サイトランキングは必ずご確認ください。
Contents
辞めたいと思う理由は大きく分けて4つ
まずはじめに、会社を辞めたい理由のランキングを紹介していきたいと思います。
大手転職媒体・エージェントで有名な「マイナビ」「リクナビ」「エン転職」が、取ったアンケート結果があるので、まずはこれを見てください。
退職理由に関するランキングデータ
特に人間関係・労働環境に関する項目が多くランクインしているように見えます。
そしてこれらの理由をまとめると、下記の4つとなります。
- 人間関係の悩み
- 給料が低く、肉体的にも辛い
- 自身の仕事能力評価
- 仕事内容に魅力を感じない
この記事を読んでいる貴方にも当てはまる内容があるのではないでしょうか。
ここからは、上記4つの悩みの原因と対策について紹介していきます。
退職理由の原因と対策

退職理由ごとに原因と対策を紹介していきますが、年代別でも解説しているので
自分に当てはまる選択肢を選んでみてくださいね。
新卒の主な退職理由と対処法はこちら
20代の主な退職理由と対処法はこちら
30代の主な退職理由と対処法はこちら
40代の主な退職理由と対処法はこちら
50代の主な退職理由と対処法はこちら
理由①:人間関係に悩む

誰もが悩む、最も多い退職理由ではないでしょうか。
先のランキングにもありましたが、
特に直上の上司とのミスコミュニケーションが原因で退職を考える方が多いそうです。
よくある悩みの代表例は下記の通りです。
- 尊敬できない、性格が嫌い
- 社内政治が強く、常に周りが気になる
- 特定の人と話す時、頭が真っ白になって何も考えられなくなる
特に、3番目の内容に合致する人は、うつ病の手前になってくるので注意が必要です!
では、それぞれの原因と対策について見ていきましょう。
実は仕事コンプレックスが原因かも?
人間関係に悩む人の共通点として、「自信がない」「相手に強く言えない」といった特徴が挙げられます。
もちろん元来の性格の問題とも言えますが、殆どの場合、「仕事ができない」「立場が低い」ことが原因で、ミスコミュニケーションが発生、結果的にストレスが溜まっていきます。
上記のような悩みを既に抱えている場合、既にそういった人間関係環境が出来てしまっているため、コミュニケーションを変えても、問題が根本的に解消する可能性は低いでしょう。
ですので、皆さんには「コミュニケーションによる改善」を諦めることをおすすめします。
そして、これらの悩み解決する方法は3つ。
- 仕事で成果を上げること
- 自分自信や、自分の日々の業務に自信を持つこと
- 職場環境を変えてリセットすること
です。
相手の機嫌を取るためのコミュニケーション術を学ぶのではなく、自分の仕事力に対するコンプレックスをなくすのが手っ取り早いということですね。

ただし、特定の人物に強い嫌悪感を感じる人などは、もう既に相手に対して苦手意識が植え付けられているので注意してください。
課長とかはいい人やねんな
一部の人と仕事内容嫌なだけであって上の人は優しいから期待を裏切る形になるんかな…
申し訳ないけど— さっさん@辞めたい (@OnlbJ2aool39CL2) September 20, 2019
今後も同じことに悩まないようにするためには「乗り越える」のが一番ベストなのですが、むしろ頑張ることによってうつ病になってしまうことも…
その場合は「戦略的撤退」をしましょうね。
自分の人生ですから、人のために無理に自分にダメージを与える必要はありません。
上司や社長に相談するなどして、環境を変えてもらうのもありかもしれませんよ。
理由②:給料が低く、労働時間も長い
思っていたよりもブラックな企業だったり、残業が多くプライベートな時間が取れないのも転職理由になることが多いです。
ブラック企業の例
私の職場
・ほぼ毎日残業で帰宅時間22時
・情報収集のために1時間前には強制的に出勤(前残業手当なし)
・通勤片道1時間半かかるため毎日5時起き
・通勤時間に勉強してるけど新人は寝る間も惜しんで勉強しろといわれる
・常に機嫌の悪いお局がいる
・新人はフリーに手伝ってもらうのNG
・給料安い— もんちゃん (@otsuboneBBAkuso) September 19, 2019
今後のキャリアなどを考えた時に「自分に合わない」「自分の求めていた仕事内容じゃない」「毎日が辛い」と思ってしまったら、もう転職する他ないでしょう。
頑張って会社を続ける必要がなくなります。
すぐに会社をやめるというよりは、時間をかけ戦略を練りながら、自分の天職を見つけていく必要がありますね。
以下の記事に、在職しながらキャリアアップするための転職法を記載していますので、ぜひ見てみてください。
理由③:自分の仕事能力に悩む
こちらも退職理由としては非常に多いものになります。悩みの方向性としては、
- 周りと比べて、成長していないと感じる
- 自分の能力が低すぎて、仕事が向いていないと感じる
の大きく2つに分かれます。
自身の成長に苦悩し、モチベーションが下がる
ハア〜〜〜〜だみだ〜〜仕事出来ないしその上やる気も特にないし、けど周りはやる気アリよりのアリアリカーニバルって感じの意識高めだしついていけないし、楽しくないし、仕事に行くだけでハァ…ってなるし、仕事終わりのダーツが唯一の楽しみでしかないウンチ
— 🍦花田ちゃん🍦 (@ppp87qqq) September 8, 2019
プライベートはともかく。
仕事面においては正直成長のない1年としか言えねぇ…。
今の仕事をこのまま続けても成長する事は確実にないだろうなぁ…。てか、少し前に行ってた電工の仕事が楽しかったので、たぶん自分は何かを作っている方が向いてるんだろうなと思う今日この頃。
— yuta C96 4日目/西く38b (@yutaredriver) September 19, 2019
こちらに関しても、改善方法としては、職場改善以外の方法はありません。
自分の仕事力を上げるために死ぬ気で頑張るという選択肢はありますが、
上記のTwitterのように、頑張っているのにそれよりも上がいる場合はモチベが続かないですよね。
その場合は転職をすることで、自分に向いた仕事を見つけるほうが良いと思います。
が、それは本当に頑張っていた時の話です。
逃げ癖がつくと二回三回転職することになりますので、安易な職場変更には注意が必要です。
理由④:仕事自体に魅力を感じない
3年目以上の方~30代のバリバリ戦力の方でも、漠然と感じている方は多いのではないでしょうか。
どうしたら良いか分からない
この仕事好きなのになぁ…😭やりたいこといっぱいあるのに!!
最近、このままここにいていいのか迷う(;-ω-)モチベーション低下してる。無心で工芸やりたい!!!明日シュガーやろ!!!— きつねりこ (@kitunenariko) September 20, 2019
自分も退勤して帰りの電車で仕事バックレたい、転職したいって毎日思うけど、職場着いたらバリ働いてるからこのままでいいのかな‥??
自分がどうしたいのか永遠にわからないかも🌀— 琴咲 (@koto_elle5) September 20, 2019
経済的、環境的にも恵まれているが、「果たしてこのままでいいのか」と一度考えてしまうパターンですね
「転職」「独立」の2文字がちらつく時期とも言えます。
こちらに関しては、
- 新しく仕事のモチベーションを作る
- 自分のやりたい新規事業を始める
- 転職活動をしながら正解を探す
- 副業や投資などを始める
- 退職して独立
などの選択肢が有効です。
必ずしも辞める必要もありませんし、同社内で働き方を変えるという手もあります。
仕事に魅力を感じない以上、辞めるべきではあるのでしょうが、結婚していたり子供がいる方の中には「現状維持」に努める方がいるのも事実です。
また一度辞めてしまうと戻りづらくなりますので、ゆっくり時間をとり、③の「転職活動」や「イベント/セミナー」などに行って視野を広げるのがベストかも知れませんね。
本サイトで定義した「ウインドウ転職活動」もおすすめです!
副業や投資に関してはこちらのサイトにうまくまとめてあるので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
[blogcard url=”http://good-invest.jp/”]
転職活動は甘えではなく選択肢を広げる有効打になることも多い

仕事の不満の原因は「人事評価」「労働環境」「人間関係」など、自身の努力ではどうにもならない要素が非常に多いです。
ですので、仕事を辞めたいと感じたことを「悪いこと」とは思わずに、
人生のアラートと捉えて、一度自分の人生を見つめ直してみるのが良いかもしれませんね。
人生のキャリアプラン(選択肢)を見つめ直すことは、全く逃げでも甘えでもないのでぜひ積極的に就職活動やセミナーに参加してみると良いでしょう。
働くのが辛い期間は続きますが、焦って決めるよりは良い結果になると思います。
ぜひ会社を辞める判断の参考にしていただけたらと思います。
この後は、うつ病かどうかのチェックになりますので
退職の流れや年代別の退職理由を見たい方はクリックしてみてくださいね。
うつ病と会社辞めたい病の大きな違い

会社を辞めたいと考えている人はたくさんいますが、いわゆるメンヘラと、重度のうつ病患者には明確な違いがあります。
ここからは「うつ病かも」と思った方向けのチェックリストを紹介していきます。
うつ病のチェックリスト

下記にある2つの項目を確認してみてください。
- 最近気が沈んだり気が重くなる
- 無気力だと感じる機会が増えた
- 騒音が気になる
- 体がだるく疲れやすい
- くびすじや肩がこって仕方がない
- 眠れずに朝早く目覚めることがある
- 仕事熱心で几帳面な正確である
3つ以上「はい」がある場合、仕事に疲れているもしくはストレスが溜まっている可能性が高いです。
5つ以上「はい」がある場合は、うつ病である可能性があるので注意してください。
- 眠れずに朝早く目覚めることがある
- 何をするにもおっくうだと感じる
- 仕事の能率が上がらない、議論に集中できない
- 食事が進まず、味がしない気がする
- 特定の人と話す時、息がつまり苦しくなる
- 常にのどの奥に物がつかえている感じがする
- 自分の人生がつまらなく感じる
5つ以上当てはまる場合は、うつ病の疑いが非常に高くなるので、一度病院の診療を受けたほうが良いです。
すべて当てはまってしまった方は、非常に追い詰められている状況である可能性が高いので、いますぐ有給を取って明日にでも病院に行ったほうが良いでしょう。
退職までの流れを解説

退職までの流れは、大きく下記となります。
- 転職活動を行う
- 内定をもらう
- 会社を辞めることを決定する
- 会社に退職の旨を伝える
- 退職が完了
起業独立の場合、またスケジュール感が変わってきますが
基本的には今後の資金繰りを考えて、次の転職先を見つけてから転職することになります。
④⑤は退職代行を使うことで完了したり、
就職する気が無い方は、失業保険やつなぎのためのアルバイトを始める流れとなります。
詳細はこちらで詳しく解説しています。
関連記事:即効やめる方法|退職までの流れを徹底解説!
会社を辞めたい理由と対策のまとめ
会社を辞めたい理由は様々挙げさせていただきましたが、
「仕事力を上げて突破する」か「ストレスの少ない職場に変える」かの2択になってくるかと思います。
基本的には自分の人生ですから、無理に会社を続ける必要はありません。
しっかり考えて、自分に最適な選択肢をとってもらえたらと思います。